顔にできてしまうしわは、美しさを求める女性にとって大敵です。自然な老化によって起こるお肌の悩みは仕方のないことといえます。しかし、それがどのようにして発生するのかを理解していれば、さまざまな対策をすることができます。ここでは、主なしわの種類についてお伝えします。
主なしわの種類
乾燥じわ
皮膚の表面付近にできるしわであり、細かいのでちりめんじわと呼ばれることもあります。顔にできてしまう原因は、お肌に含まれる皮脂や水分の量が足りなくなるからです。また、目や口の周辺にできやすいという特徴も持っています。加齢によって、素肌の内部にヒアルロン酸やアミノ酸が含まれる量が自然に減っていくため、皮膚が乾きやすくなることも乾燥じわが生まれる原因となっています。
表情じわ
笑ったり、眉根を寄せたりすると、自然と目尻やおでこにしわができます。これが、表情に関係なく顔に残るようになったものを表情じわと呼びます。年齢を経ると、どうしてもこうしたしわが皮膚に刻まれやすくなりますので要注意です。お肌に含まれるコラーゲンやエラスチンなどの成分が減ることによっても、表情じわが肌に残りやすくなってきます。
紫外線じわ
太陽光に含まれる紫外線によって、光老化と呼ばれる現象が起こります。そのひとつが、紫外線じわと呼ばれています。実は、自然なお肌の老化現象によるしみやしわは、全体のおよそ20%ぐらいです。つまり、ほとんどの肌トラブルが、紫外線を浴びたことによって起こっています。皮膚のハリに関係するコラーゲンが、多くの紫外線を浴びることで変性してしまうのが原因です。また、浴びた直後は何ともなくても、5年〜10年の月日を経て表面にしみやしわとして出てくることもあります。
まとめ
このように、顔にできるしわには、主に3つのタイプがあります。加齢によるお肌の老化は避けられないものですが、日々のスキンケアや日焼け対策などによってある程度防ぐことが可能です。年齢を経ても悩みのない美しい素肌を目指しましょう。