ボトックス注射をご存知ですか。近年、しわ取り効果が期待されている話題の治療法です。
でもボツリヌス菌の毒を体に入れて大丈夫なの?と心配になる方もいることでしょう。
そもそもボトックスとは
ボツリヌス菌という菌の持つ毒素ボツリヌストキシンを顔の表情筋などに注射してしわを取ります。
直接ボツリヌス菌を注射しているわけではないです。
しかも表情筋などごく浅い場所に少量注射するため、病気になる心配はまずありません。
どうしてボトックスはしわ取りに効果があるのか
ボトックスには筋肉の緊張やこわばりなどを一時的に弱める働きがあります。
この働きによって表情筋が動いてできるしわを目立たなくすることができます。
ボトックスが効果があるのは眉間のしわ、おでこの横じわ、目じりの笑いじわ、口周りのしわなどです。
世界中で利用され、アメリカでは年間約160万人が治療を受けています。
ボトックスは表情筋に作用するので表情筋が関係ないしわやほうれい線、顔のたるみを取ることはできません。
治療時間はたったの10分
治療にはあまり時間はかかりません。効果も3日ほどで出てきます。
3~4ヶ月効果が持続します。
しかし保険がきかず自由診療なため高額になるケースが多く、1つのしわを取るのに5万ほどかかる場合もあります。
良い病院の見極め方
ボトックスの治療経験が豊富な医師がいるところです。実際の手術例などを見せてもらいましょう。
病院自体の雰囲気も大切です。医師はもちろん看護師やカウンセラーなどスタッフの質が高いところは医師に直接相談しにくいことでもフォローをしてくれます。
術後のアフターケアも重要です。ただ安いだけで病院を選ばないことです。
特に顔のしわ取りは失敗すると誰の目にも明らかに違和感を与えるため、経験豊富で確かな腕を持った先生にお願いしましょう。
まとめ
治療時間も短く、効果も長続きするボトックスですが、他の美容外科と同じように保険がきかないのが難点です。
ですが、このしわさえなければと思っている方は一度相談に行ってみてはどうでしょうか。